迷宮都市ヴェネツィアを歩く―カラー版 (角川oneテーマ21)
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カスタマレビュー
写真が美しい ( 2010-04-08 )
単なる名所巡りのガイドブックでない。ベネチアを訪れる前に読んだ時よりも、行ってきてからの方が、余韻にひたれて、さらに読む楽しみが倍増した。
観光客がほとんど訪れない場所を探し歩いて、たどりつけた楽しみは何よりのものである。また、しばらくイタリア、ベネチアの芳醇な街の魅力に帰国してからも、美しい写真で浸れる。
余談だが、ハリーズ・バーの2階から見た景色は文才がないので表現に難しいが、紺碧、群青とはこんな色の海と空だったのか・・・と感慨にふけった。そんな経験もできた。
いい本です。
迷宮都市ヴェネツィアを歩く ( 2010-01-24 )
ヴェネツィアという都市は特殊な都市である。
工業用水吸い上げが中止されて地盤沈下は止まったが、それでも満潮時には目抜きのサン・マルコは海水に浸かる。自動車は走らず、主な交通手段はゴンドラ或いはトラゲットである。往時、より高い文明を持っていたオリエントからの海の入口は此処であった。そしてぎっしり立ち並ぶ建物はいずれも古い歴史が刻まれている。ヨーロッパの中でも此処ほど古い建物が数多く現存する都市は他にはないと建築の専門家である著者は指摘する。ヴェネツィアはこのような特殊な都市である
にもかかわらず、旅行会社の企画の多くはでこの街を慌ただしく駆け抜けてしまう。本書はこの街の特殊性を確りと浮かび上がらせてくれる指南書である。あえて加えるならば、此処へ旅した多くの文人や音楽家にも記述が期待される。
ヴェネチアを歩き尽くすなら... ( 2008-10-02 )
いくつか旅行前にガイドブックやら歴史関連の本を購入しましたが
最終的にいつも手に持っていたのはこの本でした。
この本を読む事により
街をより深く眺めそして歩く事ができるし、本書の通りに歩かないとしても
偶然本書と同じ場所に出くわしたときの感動も得られます。
ヴェネチアは地図を持っても持たなくても迷う街、地図と照らし合わせながら下を向いて
歩くよりも、街を観察、景色を楽しみながら自由に歩く事をお勧めします
行く前に読み、旅行中にも散策の尺度にもなるし、帰ってからも街を思い出しながら
思いでに浸れる とてもいい内容の本だと思います
実際に住んでおられた著者ならではの思いと同調できる部分もかなりありました。
ヴェネチアを時間をかけて歩き尽くしたいのなら
本当にお勧めの本だと思います
是非手に取って確かめてみて下さい
ヴェネツィア観光の予習、復習に! ( 2007-11-04 )
私はヴェネツィア旅行から帰って、この本を読みました。行く前に読まなかったことに、かなり落胆。。。。でも、読んで行くと、その時の風景がまた、思い出されました。そして、また、行きたくなりました。
陣内氏の解説は、無駄な説明がなく、わかりやすく、何より生き生きしています。
ヴェネツィアは、いろんなとこに、こっそりおもしろい?ものがあるので、ふつうの旅行ガイドをもって、ぷら〜と歩いてたら、迷子になるばかりか、ヴェネツィアの魅力の多くを見過ごしてしまいます。
ヴェネツィア散策が100倍楽しめる本であり、思いでに浸れる本であると思います。
行く前に1回。帰国後に1回読む本。 ( 2007-06-12 )
ヴェネツィア旅行の予習で読みました。まず始めに、本書をガイドブック代わりに読もうとする人には向かない本です。そのような人はミシュランやイタリア旅行協会の本で予習する事をお勧めします。
私は行く前の予習として読んだのですが、他の都市の解説本とはまったく違った内容で驚きました。この本にはサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などの名所については、ほとんど記載されていません。
その代りにソットポルテゴに代表されるヴェネツィア独特の建築についての固有名詞が沢山出てきます。読んでいていまいちピンとこなかったのですが、現地に行き迷宮のような路地を歩くと、本書で予習して良かったと実感できます。路地が、ただの移動するための道ではなくなるのです。
読んでのお楽しみですが、路地の角など100箇所以上にある物があります。探さなければ見つからないと事前に思っていましたが、毎日たくさんのある物を見る事が出来ました。ガイドブックですと点から点の街歩きになってしまいます。本書を読んで点ではなく線としてヴェネツィアを歩く事をお勧めします。
そして、帰国後に読むとヴェネツィアについて、さらに理解が深まります。星4つとしたのは写真の一部に手ブレをしたものがあることと、地図がもう少し改善できたのではと思ったからです。
